リウマチの症状
リウマチに似た症状の病気や相違点
リウマチに似た症状を現す疾患は、数多くあります。
似た症状としては、単純に「むくみ」を挙げることができるでしょう。
リウマチの初期症状は関節がこわばった感じで現れますから、むくみが解消されていないとリウマチに似た症状となります。
女性なら、日ごろからむくみやすいというリウマチに似た症状を感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですから、似た症状を日ごろから感じている人は、初期のリウマチを見過ごしやすいということが考えられます。
また、リウマチの初期症状のこわばり感は、朝起きたときに感じて、ある程度活動を始めると解消されてしまうので、リウマチに似た症状としてのむくみと同様だと思います。
朝起きたときには突っ張った感じを持っていたとしても、朝の身支度をしている最中に、あるいは、通勤電車に乗るぐらいの時間には、ほとんど気にならなくなるのではないでしょうか。
リウマチの初期症状が進むと、関節の痛みや腫れといったものを感じるようになり、このようなリウマチに似た症状としては、膠原病や強皮症、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病などが考えられます。
リウマチに似た症状を現す膠原病とは、細胞の結合組織に炎症が起こる病気を一まとめにして呼んでいる病名になります。
膠原病がどのような点でリウマチに似た症状を現すのかというと、筋肉や体の関節部分に痛みを感じたり、突っ張った感じを受けるところが似ています。
ただ、リウマチに似た症状を現す膠原病とリウマチとの相違点は、手指などの関節が変形しないというところのようです。
次に、強皮症ですが、これは皮膚が硬くなっていくというような病気になります。
ですから、リウマチに似た症状として、手指などの突っ張り感があります。
強皮症とリウマチとの相違点ですが、こちらも体の関節の変形が見られないといったところでしょう。
全身性エリテマトーデスという病気は、自己免疫が異常を起こすことで発症する病気になります。
この病気はリウマチに似た症状として、関節に痛みを覚えるということが挙げられます。
リウマチに似た症状を現す疾患は、他にもたくさんあります。
気になる人は、自分の症状をインターネットなどでリウマチに似た症状として調べてみると良いかもしれません。
自分の辛い症状をインターネットで調べ上げ、自分の病気のことを初めて知ったという方も少なくありませんから情報収集が重要のように思います。インターネットでご自宅近くの病院を検索してみるのも良いでしょう。
今はリウマチに似た症状でも親身になって対応してくれる病院も増えています。リウマチに特化した病院もありますから、カウンセリングを受けてみてください。